~第6回公共施設マネジャー(PMF)能力認定講習会レポート~

 5月18日(木)19日(金)の両日で、当協会の能力認定講習会が開催されました。
 会場はここ数年で大きく様変わりしたJR大阪駅近くの貸し会議室。
 今回は北は岩手から南は沖縄まで、全国各地から38名の参加となりました。

 第1日目。
 「制度の成立ち」 「関係法令」 「契約や書類」 「運営実務①」の4講習と
 翌日の演習に備え、グループ毎に集まっての顔合わせを行いました。
 講習ごとにテキストと説明で、次々と詰め込まれる情報に戸惑いながらも、
 再確認できた部分では大きく頷きながら講習を受けていらっしゃいました。
 初日ということもあり、久しぶりの講習会や研修会への参加からなのか、
 最初は緊張と集中、昼食後はお疲れも見えましたが、全員が全ての講習を
 無事終えることができました。

 最後の演習グループの顔合わせでは、なかなかお話しする機会のない、
 他の指定管理者の団体や会社の方々との名刺交換や自己紹介で、
 和やかな雰囲気となり、翌日のグループワーキングを活性化させるための
 アイスブレークが上手くできたのではないかと思います。

 
【全体の写真】

 第2日目。
 9時から開場に対し多くの方が時間前に会場入り、意気込みを感じました。
 2日目は、「会計」 「運営実務①」 「従事者の身分と心得」の3講習。
 会計では消費税の取扱いでお悩みの参加者が複数いらっしゃったようで、
 「今の悩みに対して、光が見えました」との嬉しい声をお聞き出来ました。
 また実務や心得においても、クレームや非常時の対応においての事例など、
 興味深く受講されており、講習会の内容が参考になったように見えました。

 最後は、演習グループディスカッションです。
 「クレーム対応」と「自然災害対応」という公の施設の普遍的な課題がテーマです。
 2つのグループが「クレーム対応」を取り上げ、発表いただき、
  ・ルールを作った関係者からのゴリ押しに困窮したこと
  ・やはり傾聴、その上で相手が納得しやすい対応者が対応すること
 などの興味深い意見がありました。

 また、残りつのグループは「自然災害対応」を取り上げ、
  ・イベント時の人間関係が防災に繋がること
  ・災害によって開設される避難所が異なるということ
  ・イベントに絡めた避難訓練が重要であること
  ・責任者だけでなく、職員や受付、清掃、警備のスタッフまで含めて、
    関係する全員で考える必要があるということ
  ・非常時は自然災害だけに限らないということ
 などの具体的な意見交換がなされ、他のグループの参考にもなったようです。


 【演習の写真】

 今回の受講者の中には、4月13日にNHK総合で放送された「くらし解説」で、
 熊本地震の避難所の運営が取り上げられた際に紹介されたことで、
 初めて当協会をお知りになった団体もあり、その番組を見て今回の講習会に
 応募頂いた団体もいらっしゃいました。
 もっともっと協会の認知度を高めていかねばなりません。ご協力ください。

 次回は11月、東京での開催を予定しておりますので、是非ご参加ください。

~自治体との意見交換会の開催~

5月9日、とある地方自治体の方より、新たな施設への指定管理者制度導入に
対する諸条件を整理していく上で、是非運営者側の意見も聞きたいとの依頼があり、
当協会との意見交換会が開催されました。
施設の設置条例の内容から始まり、複合施設の場合の制度導入の手法、
サウンディングや民間におけるスケールメリットの考え方、更には利用料金の
考え方や目的外使用の考え方に加え、民間事業者の会計基準と公会計の矛盾など
非常に幅広い意見交換となりました。
自治体側のすべての疑問に対して、有効な意見提供が出来たかは分りませんが、
協会側の参加した企画委員会の面々も、改めて勉強になった次第です。



【意見交換会の様子】

指定管理者協会では、公の施設の運営に係わる民間事業者の立場から
施設の活性化や地域の活性化、また施設価値の向上に寄与できるような
有効な官民協働の事業を実現するために、
今回のような自治体との意見交換会も積極的に受入れております。
是非、ご活用ください。

~NHK「くらし解説」~

「協会活動がNHKのくらし解説で取り上げられました。」
2017年4月13日、くらし解説([NHK総合] 月~金 午後11時55分~午前0時5分)
解説委員の清永氏による「公共施設が避難所に、その運営は?」と題して、
熊本地震の際の避難所運営に係わる課題について、放送がありました。
解説の中で、後半のくだりの中に、
「全国の団体や企業で作る「指定管理者協会」も、熊本地震を受けて、
自治体との間で具体的な協定を結ぶことや、指定管理者も備えを進めるよう
「提言」をまとめています。」
との触りで、私ども指定管理者協会の活動を取り上げて頂けています。
既に、NHKのHPの「解説アーカイブス これまでの解説記事」に、
番組の内容がアップされておりますので、ご確認いただければと思います。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/267988.html


【 平成28年度提言 】

~平成29年第6回定時社員総会・第1回セミナーレポート~

2月20日月曜日、指定管理者協会の定時社員総会を開催いたしました。
 
例年通り、一般社団法人としての定時社員総会を開催し、その後に
オープンセミナーという流れで、総勢86名の盛会となりました。
社員総会では、平成28年度の事業報告、収支報告と決算書の承認と進み、
その後に平成29年度の事業計画、収支計画の報告と続きました。
平成28年度の報告の中では、4月に発生した熊本地震に関することが大きく、
「提言」のテーマとしましたし、セミナーでも複数回取り上げました。 
これらは、次年度以降の防災意識、リスク意識の醸成を求めるものであり、
今後も継続して行かねばならないテーマの1つとして、認識しております。
また、平成29年度ではこれまでの協会活動を継続しつつも、
新たに能力認定制度の更なる充実を想定し、Eラーニングでの認定取得の
システムを構築して行きたいと考えております。
 

【 第6回定時総会議案書 】

そして、最後に役員改選。
今回は1年任期の全理事の選任と2年任期の監事の選任が重なり、
7人の役員の選任を問う形の選任選挙となり、立候補いただいた7名がそのまま
全員選任されることになりました。

理事長    桧森 隆一  (北陸大学 副学長)

副理事長  鈴木 悟      (アクティオ株式会社 代表取締役社長)

理 事    伊藤  治光   (ヤオキン商事株式会社 代表取締役社長)
  
理 事    平井  弓子   (サントリーパブリシティーサービス株式会社
                                 代表取締役社長)
  
理 事    宮島  浩彰   (株式会社日比谷花壇   代表取締役社長)
 
理 事    山田  賢治   (株式会社協栄 代表取締役社長)
  
監 事    相場  有二   (相場税理士事務所)

新役員が選任されたあと、セミナーまでの時間を利用して、
昨年10月に実施した「ロンドン視察勉強会」の活動報告を行いました。 
今回の訪問ではイギリスの国家機関での視察もあり、非常に有益でした。
一旦、休憩を挟み第二部は横浜市政策局共創推進課の土田様による、
「横浜市における指定管理者制度の取組」に関するお話でした。
以前より、先進的な取組みを進めてこられた横浜市ではありますが、
制度が10年を過ぎ、一定の安定性と共に、停滞感を感じることから、
更に民間の活力を生かせる環境づくりを意識しておられました。
また、災害時に備えた取組みも、ガイドラインの整備など、
多くの点で勉強になるお話でした。



【 会場写真 】

セミナー後は、休憩を挟み、一般参加者も加わっての懇親会となり、
和やかな情報交換の場となり、新しいビジネスパートナーの模索など、
参加者それぞれの積極的なコミュニケーションが印象的でした。
懇親会では啓発ポスターの安全標語募集の表彰式が行われました。
今回は、一般参加の方々の活躍が目立ちました。

【 優秀作品 】
  「怖いのは 慣れと過信と 無関心」  
                     一般でご応募   村岡 孝司 様 
【 入賞作品1点目 】 
   「危険から 断つ目 守る目 みんなの目」
                     
一般でご応募   池永 一広 様
【 入賞作品二点目 】 
   「見たつもり やったつもりが 事故の元」
          株式会社パブリックビジネスジャパン 山浦 彩 様

おめでとうございました。
表彰は懇親会にご出席のパブリックビジネスジャパンの萩原社長に、
代表して受け取って頂きました。
受賞された方には表彰状と優秀賞には3万円、入賞には1万円の商品券
がそれぞれ贈られます。


【 表彰式写真 】

最後は、Eラーニングの推進を進める資格委員会の田中委員長により、 
締めの挨拶があり、それぞれの活躍を祈念しながら、
盛会の内にお開きと成りました。
今後の指定管理者協会の更なる活動にご期待ください。

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